ポルトガルへ行ってきました 5 憧れの書店へ [2019年10月ポルトガル旅行]
ちょっと間が空いてしまいましたが、ポルトガル旅行の続きです
さて、ポルトでの自由時間。どうしても行きたいところがありました。
で、たまたま同じツアーで同じ場所に行きたいとおっしゃっていたご夫婦と一緒に行くことに。
添乗員さんにも道を聞いて、出発です。
とはいえ、最初のカーブを曲がって、2つ目のキーポイント、三つ又だったかよつまただったかの分かれ道でどっちだろう?って4人で悩んでしまいました。
でももらった地図とガイドブックの地図を突き合わせ、こっちだろう?と歩いてみることに。
ポルトは坂の多い街。登坂をちょっと登っていくと後ろから何か大きな声が。
それが日本語だとわかるのにしばらくかかりました。そう、私達に叫んでいたんです。
添乗員さんでした。
「そっちじゃありませんよ~!」
私達は道を1本間違えていたようです。
それに気づいて登坂を走ってきた添乗員さん、頭が下がります。
添乗員さんがいなければ、たどり着いたかどうか?
本来なら自由時間って色々やらなければいけないことがあるでしょうに、私達が心配で様子を見に来てくださったようで、案の定道を間違えた私達を見てあわてて走ってきたようです。
結局チケットを買う場所も教えてもらい、お店の中に入るまで私達を見届けてくださったのでした。
で、ここからが本題。
どうしても行きたかったのはレロ書店という書店で、添乗員さんいわく、以前は無料で入れたけれど、今では5ユーロ払ってチケットを買わないと入れなくなってしまったそうです。
チケット売り場は書店の隣だったか隣の隣だったか忘れましたが、別の建物。(同じ並びの角にある建物でした)
大きい荷物がある人はそこにあるロッカーに荷物を預けます。
で、人気なので店の前には列が。
でも10分ほどで入れました。
ここで添乗員さんとはお別れ。
入るとすぐに大きな階段がお出迎え。
ガイドブックによると、イギリスのガーディアン紙が選ぶ「世界の素敵な書店」で3位に選ばれたこともあるそう。
2階へ上る階段はその美しさから「天国への階段」と称されています。とあります。
私もここをTVで見て、是非行ってみたいと思っていたのでした。
そしてここ、何となくハリーポッターっぽい感じがしませんか?
実は原作者のJ・K・ローリングさんは英語教師としてこの街に赴任していました。そしてこの書店がハリーポッターの世界観に影響を与えたのではないかという噂が広がり、この書店の人気も急上昇したそうです。
私も映画は全て見ましたが、何となくこの階段、寮に行くときに動く階段の発想はここからなのかなあ?と勝手に思って見ていました。
何か今にも動きそうで。
で、早速階段を登って2階へ
上から見ると階段はこんな感じ。
2階にハリーポッターのコーナーがありました。
何年にどの本が刊行されたか書かれてあるようです。
片隅にこの子も
ファンにはたまらない演出です。
本屋さんなのでちゃんと本も売っていますよ。
この小さい胸像はどうなっているのかはよくわかりませんでしたが、ますますもってハリーポッターっぽい。
1階の奥の半畳から1畳ほどのスペースにもハリーポッターコーナーがありました。
ここが入口
組み分け帽子。本物かしら?
魔法の箒、これも本物かなあ?
入場料がかかるとはいえ、ここで本を買ったときに本の代金から5ユーロ引いてくれます。
私もつい、上の写真の中にある、黒っぽいハリーポッターの本を買ってしまいました。
中身は英語だけれど、大人向けの飛び出す絵本のようになっていて、美しかったんです。
意味がわからなくても見てるだけでもいいかな?と。
階段の裏側の細工も見事でしたが、2階の床下の細工も見事!
どこを撮っても圧倒されました。
人が入らないように撮るのが大変でしたが。
で、お腹が空いたのですが、食べたいランチがありました。
ですがそのランチがあるお店を探したけれど見つからず、簡単なピザで済ませてしまいました。
でもでも、食べたかったエッグタルトがやっと食べることが出来ました。
中がとろっとしていておいしかったです。
ここで自由時間はタイムアップ。待ち合わせ場所のマクドナルド(ショッカーの秘密基地?)へ戻りました。